006-1_大阪府/下町ハケーンぼくのまち(1泊) 2

今回泊まった場所は阿波座駅からすぐだったんですが、なかなか快適でした。
快適すぎて、また寝坊しました。
昨日は寝坊して遅い大阪入りでしたが、結構歩いたみたいで。。。目が覚めませんでした。

しかーし。
9時に出て、おつかい場所に10時につきました。
現地で植村ちゃんと合流し、おつかいを手伝ってもらい、なんと帰りにお寿司屋さんに連れて行ってもらいました。
植村ちゃん曰く、日本橋の寿司屋ということでしたが、実は通天閣の真下の店舗で、あれ? 昨日通天閣いったよ? みたいな流れになりまして。
通天閣までははりきってご案内。


昼間のふぐリベンジ。

昨日の夜は通天閣にすんなり入れたのに、昼間の通天閣は、ちょう並んでいました。*1
件のお寿司屋さんは、本当にすぐ下でした。

ROKU鮮 新世界店さん。
ぐぐったらすぐに出てきました(笑)
魚屋さんの直営店らしく、安くておいしい、まわらないお寿司屋さん!!

回らないお寿司屋さん人生2回目でしたが、こっちの方が断然美味しかった。
こりゃ植村ちゃん通うわ!*2

竹コースで一通りネタをいただき、さらに鯨と〆鯖とサーモンとアボカドをいただきました。
鯨のお寿司とか初めて食べました。
他のネタも、厚みがあるネタがしっかりしていて、本当においしかった!
カキフライもサクサクで美味だった!
また行きたい。一人だと行けないけど(笑)植村ちゃんとか相方がいたら入れそう。

たいへんおいしい〆となりました。
植村ちゃんには2週連続でお世話になりっぱなしだ。
ありがとう。本当にありがとう。ラヴ!

http://keiken.uub.jp/km.cgi?MAP=00000000000000004000000400330000000000034000000&NAM=%82%B3%82%C6%82%E8&CAT=%97%B7%8Ds%83%7D%83b%83v

*1:夜景になるけど、通天閣は夜行くのがおススメ。本気で並ばなかったんだ、よー

*2:大阪に来たら絶対にここに来るんだそう

006-1_大阪府/下町ハケーンぼくのまち(1泊) 1

一週間ぶりにジャジャジャジャーン!
どうも、さとりです。

元旦に宝塚公演を見に行ったばっかりですが、今週も旅立っております。
っていうか、別に1か月に1ヶ所って縛ってないし、行けるときに行きたい場所へ、何度でも、ってことで(前回のおまけページ参照)。
今回は大阪のチンチン電車探検です。*1
前回から乗り鉄っぽくなってますさとりさん!

というか。
何故このタイミングかというと、相方の某おつかいが大阪にてあったから*2なんですけどね。

が。
朝、寝坊して、新幹線乗ろうとしていた時間をばっちり逃す。
仕方ないので、14:15 新大阪着の新幹線に飛び乗る。
Yahoo路線情報を駆使し最短乗り換えを検索*3御堂筋線で動物園前まで行き、南霞町からチンチン電車こと阪堺電気軌道へ。
地図なしでよく乗り換えられたな、とちょっぴり有頂天。


南霞町駅のホーム。専用軌道なので、こじんまりとした駅というイメージ。

待つこと数分で、1両編成の電車がやってきました。
ここまでYahoo路線でばっちり接続を調べてましたので。完璧!! ふふん!!!

阪堺電気軌道さんは、大阪で唯一のチンチン電車なんだそうです。
路面電車なら広島にもあるし、私は通勤や買い物にも普通に使う土地に住んでいるのでそれ自体は珍しくはないのですが、逆に他の土地の路面電車乗ったことないなぁと思いまして。
手っ取り早く大阪に行ってみようと、そう思った次第です。
今現在、堺市から支援が出ているそうで、1回200円で乗れるとのこと。
乗り換えも1回までならできます。
というか、支援されないとやばいのかもしれないと。。。おもったの。。。
急に乗りに行こうとおもったの。。。
というか、土橋付近のあの雰囲気がすきなの。。。


こんな風に軌道敷がある風景も別段珍しくはないのですが、大好きな風景ではあります。

ま、乗り鉄目的だけではなく。
今回は住吉大社に行くという目的が別にあります。
去年は遠方初詣は太宰府天満宮だったですが、今年は住吉大社(しかも地元とW住吉)にしようと思った次第であります。
※前回の宝塚編でいきなり地元ネタがあったのは、そういう意味なのでした!!

路線図とかも持っていない手ぶら状態で、とりあえずYahoo路線の到着時間だけを頼りに、住吉大社を目指します。
とっても不安だったんですが、前に座っていたカップルが住吉大社に行くみたいで(運転手さんに両替をお願いしていた時に、どこまで行くのか聞かれていた。運賃を差し引かれた額を渡されていた。てかお客さんの顔覚えてるのか、すごいな!)、カップルが住吉で降りようとしていたら、運転手さんから、
「次ですから」
って言われていたので、乗り過ごすことなく到着しました。


やってきました! 住吉大社です!!


というか、屋台出てる! 初詣には屋台だよねっていうの初めて見た!!
何しろ地元の山の上の神社はだれもい(略*4

お面売ってたり、たこ焼きやいてたり、祭りかよ!!
って、祭りか、ある意味。
あとで冷やかすこと決定!

とりあえずはお参りです。
とっても急な赤い橋を渡って、とりあえず神社を目指します。


入ってびっくり。おみくじに長蛇の列。てか、でかっ!!

7日だし、夕方に差し掛かってるし、人少ないかなぁと思っていたのですが、そんなことは全くなく。
おみくじ売場だけどこも長蛇の列でした。
でも私は地元の住吉神社で大吉ひいたから、ひかなかったもんねー。
おみくじの有効期限は次のおみくじをひくまでらしいから、今年はこれでいこうかと。

しかし、入ってすぐにある建物は「第三本宮」と書いてあるじゃないですか?
アレ? いきなり第三?? 第一はどこへ????

と思ったのですが。
どうやら、第一〜第四までそれぞれ違う神様が祭られているようです。

第一本宮: 底筒男命 (そこつつのをのみこと)
第二本宮: 中筒男命 (なかつつのをのみこと)
第三本宮: 表筒男命 (うわつつのをのみこと)
第四本宮: 神功皇后  (じんぐうこうごう)
       息長足姫命 (おきながたらしひめのみこと)

となっているようです。
手前は第三と第四、次が第二、奥が第一。
ようするに、3からでよさそう???


第一本宮です。どこも立派なつくりです。つくりと大きさは第一〜第四まで同じだそう。

きちんと4つともお願いしました。
どうか、どうか、もう深夜残業はしたくないです。
そこんとこ4649!!!

そして、さらに奥へ進むと、「御文庫」なる建物が。


ここはその名の通り、「文書の書庫」らしく、1万冊の蔵書がある書庫だったそうです。

さらに初辰さんで有名? な、楠珺社もお参り。
ここは招き猫さんがたくさんいて、お賽銭箱付近にもたくさんの猫さんが。

そして、また住吉大社の本宮へ戻ってきて、今度は例の橋を横から見るコースへ行き、屋台へと戻りました。


すごい傾斜なのが横から見ればわかります。「階段かよ」ってまんま階段なんですよ。急です。

屋台、すごい安いのね。
特に、たこ焼きが300円だった!(広島だと屋台のたこ焼きは500円する)
本場の屋台たこ焼きにしようかと思ったのだけど、見たこともないものを発見して、そちらにすることに。

その名も、「玉子せんべい」!!


せんべい(えびせん)の上に目玉焼きが乗っているというまんまな「玉子せんべい」!
200円なり。*5

買う時に、くじをひいて、上に乗せる玉子の数を決めるんですけど。
1個でした。

でも、1個で良かったと心からおもった。2個とか3個だとどうやって食べたらいいのかわからない。
そして、目玉焼きが半熟で、これうまく食べないと半熟からとろっとがたれるなとか思っていたら、本当に黄身がたれて、服に落ちました。
ああーやっちまったなぁー。
てか、やると思ってやってしまうところに学習能力がない。
黒いワイドロンパースだったんで、白っぽくシミができてしまった。ショボーン

ソース好きだし、おいしかったんだけど。
食べにくかった。。。

さてさて。
この後どこに行くか全く持って決めてなかったんですけど。
沿線にはたくさん神社や史跡があって、見所が多すぎる。今からどこかへ行っても閉まってしまいそう。というか寝坊したことが悔やまれる。
超絶リベンジしたい。本気で。
とりあえず、沿線を探検して、街並みを堪能したい、ってことで、駅間も短そうだし、隣の駅まで歩いてみることにしました。

が。
早くも障害が。


さっきまで軌道敷と車道が一緒だったのに、いきなり専用軌道に!!*6

阪堺線は、こんな風に、いきなり車道と軌道が合流する場所が何箇所かあって、車道側に一応信号機があるみたいなんですけど、ちょっと危ないなぁと思いました。
これ、踏切あるけど、遮断機ないんですよ。
大音量でステレオ鳴らしてたりしたら、気付かないことあるんじゃないかなぁ。
まあ、地元の人は慣れてそうだけど。
専用軌道の写真を撮りまくっていたら、踏切が鳴りだして焦るさとり。

しかも、この専用軌道沿いに道がないので、探検発見ぼくのまちをするしかない。
専用軌道の右と左、果たしてどちらを選ぶか……
迷った挙句、車道が広い右を選びました(お姉さんのあとをおいかける形)

おもしろい看板*7があったり、昔ながらの銭湯があったり。
車が多かったので写真がとれませんでしたが、是非ここに住みたいね。
雰囲気がとってもいい。

道をまっすぐ次の信号まで進んだら、どうやら駅を通り過ぎたらしい。
コンビニに寄りつつ、戻る。


細井川駅。この看板の後ろは。。。


すぐに民家です。

こういう、駅と家に距離がないのがすごく好き。
住んでみたらうるさそうだけど。

とりあえず、すぐにやってきた路面電車に乗って、我孫子道駅まで行きます。
乗った電車はここが終点なので、乗り換え切符をもらって(整理券みたいなのでした)、さらに進みます。
行き先は決めていなかったので、とりあえず終点まで。


30分くらいで、浜寺駅前駅に到着です。

すぐそばに南海電鉄浜寺公園駅があるので、浜寺駅前駅(笑)
すごく小さな駅です。
この時点で、17時。もう日が傾いています。
が、何もしないわけにはいかないので、とりあえず浜寺公園へ。


駅のすぐ向かいにあります。だれもいねー。

まっすぐ歩いてみるけども、バラ園は冬でちょろっと咲いてるだけだし、奥の庭園(?)みたいなところは17時までで閉まってるし。
もう少し早ければ散策してみるのもありですけど。
とりあえずまっすぐ歩いて、まっすぐ戻ってきました。
私は何のために堺市までやってきたというのか(笑)


泣く泣く帰路につく。


が、それだけでは面白くもなんともないので、駅の向かいにあった和菓子屋さんへ入ってみました。

松露だんご・福栄堂さんというお店。
すごく小ぢんまりとしたお店で、いかにも長い歴史が! って感じの古めかしさ。
でも、アットホーム、みたいな。


名物の松露だんごを、とりあえず4個入りで買ってみました(305円)。

注文をしてからつめてくれるみたいなので、少し待つのですが、でもその甲斐あって、すごくやわらかくっておいしかったです。
あんこもやわらかいし、もちもやわらかい。*8
お気に入りになっちゃいました。

そして、折り返し、きた道を戻ることに。
御陵前駅からは、軌道敷が凄くまっすぐなのです。何駅分も、ずーっとまっすぐが続いています。
しかし冬はすぐに日が暮れるので、もうあたりは真っ暗です。しかし街中ですので、明かりはあります(笑)
事前に見ていた某HPで、ここでは専用軌道(ていっても、街路樹で区切ってあるだけ)があって信号で止まらないからスムーズでいい、みたいなことが書いてあったような気がしたんですけど、ばっちり信号で止まってます(笑)

とかなんとか考えていたら。
電気きれた! まっくらなう!
思わずついったで実況中継。

どうやら瞬間的に停電したらしく、車両点検のために長いこと止まった場所に停車していました。
そして、無事が確認されたら、近くの花田口駅にてしばらく停車。
無線で、しばらく停車する旨指示が出た模様。駅で10分くらい止まってました。
その後、下りから順次発車する旨無線から指示が出たんですが。しかしこの電車は動きません。今自分が上りなのか下りなのかもわからないんですが。

しばらくしたら、通常運転で再開しました。いきなり真っ暗になったんでびっくりしました。
まあ、いい経験ですね(笑)
何事もなくてよかったです。

浜寺駅前駅発の電車は途中住吉から上町線に入ります。
でも入っても真っ暗なので、どのあたりを走っているのかわかりませんが(笑)
でも、雰囲気はこっちのが土橋っぽい。
電停と店舗入り口まで車両1台分なのに、自転車路駐してる! こりゃ軌道敷内普通に走るわ車! というか、電柱と電停の間車両1台分もない!! そりゃ軌道敷内普通に走るわ車!!(´Д`)走らざるを得ないわ!!!(´Д`)

是非昼に来たかった!(笑)


そして、電車は無事 天王寺駅前へ。

ホント、狭いのな。でも、この狭さがいい!
昔と今が混在している阪堺電車が大好きになりました。
天王寺駅のすぐそばに大きなショッピングモールがあるし、駅地下からJRとかに接続しているのに、ちょっといったら、下町の雰囲気。
もうちょっと探検したかったな〜。ていうか、この辺に住みたい。マジで。

そして、その後、JRに乗り換えて、新今津から通天閣に行きました。
うん、知ってる。恵美須町まで行ったら通天閣のすぐそばだってこと。
でもね、今回は「乗り鉄」がテーマだったので、阪堺電鉄制覇したかったのだよ。
でも住吉公園と恵美須町は行ってないから、次回リベンジってことで。


2日目に続く!

*1:というかですね、本当はびっちりばっちり3連休大阪をくまなく探検したいとプランを組んでたんですけどね。まあ、諸事情ということで、ぐるぐるまわるのもおKにしました。というか、本気で大阪探検するから! 4649!!!

*2:インテックス大阪でね?

*3:新幹線から5分で地下鉄線に乗り換えたった! 15号車だったのに頑張った! そして、宝塚の時も思ったが、いーもばばーが3G回線なのはどういうわけだ。うちは加入者数が少ないせいかいつもバリバリHS回線だったから違和感。HS回線だと圏外くさい。

*4:お坊さんは法事やら戒名をつけたりやらで収入もあり忙しいから後継者がとりあえずは見つかるけど、神主さんはイベントごとがあまりないので、後継者不足らしい。実際地元の神主さんは神社を4つくらい掛け持ちしているらしい。。。お疲れ様です

*5:食べているときに正面にカップルが座ってきて、彼の方も玉子せんべいを食べていたのですが、原価15円くらいだよね、と言っていた。私もまさにそのことを考えていて、皆考えることは同じなんだなぁと思った。

*6:おねーさんが着物でお正月っぽいね!!

*7:7Fマンションの建設反対! っていう看板。でもそのすぐ後ろに12階建のマンションがあってそっちはいいんですか? とかツッコミどころ満載

*8:食べたのは夜、買ってから約6時間過ぎていたのですが、でもやわらかさ継続でした。できたて食べればよかった!!

005-1_兵庫県/あけまして〜♪ サ●ウのふくもち〜♪ らららなんてこと〜♪(日帰り)

あけましておめでとうございます。
さとりかなです。旧年中は大変お世話になりまして。
今年もはっちゃけていこうと思います。よろしくお願いいたしマッスル♪


マッスル! えっへん。ウチの実家の飼い猫ぴーちゃんです!!*1
今年もよろしく!!

ええと……さとり家は良くも悪くも「普通の家」でして。
元旦にどこぞへ行くなどもってのほか!!
正月は家族で過ごすのが当たり前!!!
という家でして。*2

でも! 出歩いちゃいました!!
あっはっは。

大学時代からの友人の植村ちゃん*3から、ある日お誘いをうけまして。
「さとりちゃん、宝塚見に行かない?!」
「あーでも、1月はいろいろ忙しそうなんだよね……」
「元旦とかはどう?!」
「元旦なら、なんとかなると思うよ?」(てか、元旦からやってんのか宝塚!!)
というメール会話の元、元日から宝塚観劇と相成りました。


※※今回は現在公演中の観劇内容が含まれております。ネタバレ上等な方のみお進みください※※


ここでさとりの宝塚歴を少々披露。

実は、地元での地方巡業を、昔母と一度だけ見に行きました。
その時は、アラブの王子とお姫様で、紆余曲折の末、二人はめでたく結ばれました。やれやれめでたしめでたし。

そんなかんじでした。(記憶があいまい)

なので、さとりの中で、「宝塚=ハッピーエンドでめでたしめでたし」という構図ができあがっていたのです。
ハッピーエンド→めでたしめでたし→キラキラ、ゴージャス、鳥の羽根でうかれまくり
みたいな(ちょっと間違っている)

さてさて。
そんな見に行くのは楽しみだけど、当日まで演目を聞かされないまま(というか調べるのもめんどかった忙しくってできなかった)元旦を迎えたのでした。

※今年は妹とその息子どもが早めに帰省をしたので、大掃除をほっぽりなげて実家へ帰省。
 31日に自宅へ戻ってきて、そのまま掃除→初詣の流れでした。
 実は、初詣(元日の)は実家の山の上の神社しか行ったことがないので、街中の神社へ初詣行ったのは初めてでした。


住吉神社。お賽銭箱の向こうに巫女さんが二人いて、しゅっしゅと頭をお祓いしていただきました。
こんな雰囲気を味わったのは初めてです。何しろ実家の近所の神社は山の上でだれもいな(以下略)

さてさて。
年またぎを風呂掃除で迎えたさとりさん、初詣は午前3時、果たして朝駅に行くことができるのか……?!

 ・
 ・
 ・

と思いましたが、きちんと起きれまして。
12時前に新大阪着、大阪駅へ移動、大阪駅から阪急電車へ乗り換えます。

さとりかな、実は乗り鉄の気があるらしく。
あっちこっちへ鉄道に乗るのも大好きです。
阪急電車の大阪→京都なら乗ったことがあるんですが、宝塚方面は初めてで、うきうきです。
しかも、ウワサの「雲雀丘花屋敷」と、「山本」がありますからね。*4
写真撮ろうかと思ったんですけど、初詣客っぽい人が多くて断念しました。
山本、とか、本気で山本なのな!!

植村「雲雀丘花屋敷って、きれいな駅名で好きなんだよね」
さとり「うん、隣は山本なんだよね」
植村「!!!」

植村ちゃんはとっても宝塚っぽい、みたいなイメージだったんだと思うけど。
さとりは横である意味腐っていました。
健全な皆さまごめんなさい。

そんなうきうきな道中(ある意味、な)でしたが。
宝塚駅に到着すると、駅前のショッピングモールみたいなところは完全にシャッター通りと化してました(さとりさん、意味違うから!!)
うん、知ってる。正月だからお休みだったんだよね。
植村ちゃん曰く、普段は活気にあふれているそうです。

ショッピングモールを抜けると、きれいに整備された道が宝塚大劇場まで伸びています。
これは「花の道」というそうで。
宝塚音楽学校の卒業生さんが卒業の時に歩くんだそうな(植村ちゃん・談)。
いやー、知ってる人と行くと、現地で知れるから楽しいね。
ショッピングモールが閉まっている今、ここらをうろうろしている群衆はほぼ宝塚観劇組。
若い男性ばかり3,4人のグループなんかもいたりして。
今日の演目がどうのこうのと話している。
ちょっと珍しかった。

そうこうしているうちに開場時間が近付いてきたので、我々も大劇場へ向かうことに。


この写真は帰りにとったものですが……宝塚大劇場。メルヘンちっく。

中に入ると、レッドカーペットふかふか〜。
宝塚歌劇団公式が黙認しているファンクラブ*5の列を通り過ぎて、いよいよホールへ。
弦楽隊がビバルディの「春」を生演奏してて、いかにも正月っぽい。
壁には本日の出演女優さん(この言い方はあっているのだろうか??)の顔イラストがずらーっと並んでいる。
「ザ! 宝塚専用ホール!!」ってかんじだ。
でも、眼鏡をかけていなかったので、どの顔が誰なのか、全然わからなかった……詰んだ……(←遠視)

パンフレットを買い、エスカレーターで3階(?)まで上がって、2階席へ。
皆バードウォッチング的な双眼鏡を持っていて、やるきまんまんだ。*6
とりあえず、今日の演目をパンフレットにて確認してみる。

花組
ミュージカル・プレイ
『復活 −恋が終わり、愛が残った−』 −レフ・トルストイ作「復活」より−
脚本・演出/石田昌也

レビュー・ファンタシーク
『カノン』 −Our Melody−
作・演出/三木章雄

あの後半の歌って踊って鳥の羽根〜は、どうやらそれ専用の出し物(?)らしいのだ。
なんてこと。
とかなんとかパンフを見ていたら。前の通路で立ち話をしている妙齢の女性が二人。

「今日は私の好きなロシアものだからね〜、楽しみなの〜」
「私はフランスものが好きだけど、ロシアものも好き」

おいおい、ロシアものとかフランスものとか、そんなカテゴリわけがあるんですか!!
というか、通?!
どんだけ通ってるんですか!!!

というのを見たと、植村ちゃんに話したら、

「ロシアものは悲恋が多いからねぇ。好き嫌い分かれるよねぇ。私は悲恋もの好きだけどねぇ、知り合いは嫌いって言ってたよ?」

……て、ええっ?!
悲 恋 も の ? !
ハッピーエンド至上主義じゃないんすか???

「あー、主人公同士がくっつくのは王道だけど、そればっかりじゃないよ?」

ま じ っ す か ! ! !

さとりの宝塚イメージは、ガラガラと音を立てて崩れ去った!!

確かに、見進めていくと、ヒロインが、主人公の友達とくっついた!!!
ガガガガーン!!!


そうか、こんな宝塚もあるんだねぇ。


ところで、観劇中に、座席がグラグラと揺れまして。
あれ? 宝塚ってUSJばりに座席動くの?! とか思っていたら。
地震でした。
結構揺れたんだけど、舞台普通に進んでいくし。気のせいかと思ったら、本当に揺れていました。
関東方面が震度4だったらしいんだけど、関西でも揺れてました。
植村ちゃんは気付かなかったらしい。

30分の休憩をはさんで*7、歌って踊って羽飾り背負って階段をくだる(あれ、どこからともなく現れるんですよ、最初から設置じゃないんです)シーンも見れて、思い残すことは何もなくなりました(笑)
あの階段を見に来たといっても過言ではない。
男役の女優さんがちょう身体がやわらかくって、階段の途中でのけぞりーってやってたときはびびりました(笑)

そんな本家宝塚公演でしたが、注文をつけるとすれば。。。
1)開始前にはベルを鳴らしてほしいなぁ。
 パンフに夢中になりすぎて、眼鏡をかけるのを忘れて、劇中の人の顔がゆがんでわからなかった。。。
 ま、そういう演出なのかもしらんが。
2)舞台の下にこっそりオーケストラがいるんですけど、オーケストラの人のレベルを上げてほしい。
 植村ちゃんが音を外すから〜とか言ってたけど、本気で音を外したよ、彼らは!!*8
 女優さんたちが歌がうまいのにもったいない。

くらいかね。
特に2番はね。私はどっちかってーと音重視なので気になって仕方なかった。
専用劇場あって、スタッフのみなさまがこちらが恐縮するくらい丁寧な接客をして、本格的なのに、そこがそうなっているだけで評価レベルが下がるのもったいないよね。
宝塚学校の授業が厳しいのと同じくらいに、オーケストラ専門の学部とかないのかね。

ま。
でも、トータル的には舞台装置に圧倒された感があったのと、ストーリーが良かったので、楽しかったのには間違いなかったです。
あと、元旦の公演だったので、組長さんと、トップの男役さんから新年のご挨拶がありまして。
幕が閉まった後、再び開いて(!)、全員で手を振ってくれました。
普段の公演って、こういうアンコール的カーテンコールってあるんですかね??
それとも、今回だけ???


外のベルばらさま。


阪急宝塚駅。でも帰りは隣のJRから帰りました。


宝塚は温泉街でもあるらしく、旅館がありました。
さすがに正月はあいていなかったので、また今度〜ってかんじですかね。
そして、おなかがすきましたが、正月なので、本気でお店が開いていなくて、帰りの新幹線で駅弁を食べました。
植村ちゃんは柿の葉寿司、さとりは京のおばんざい弁当でした。宝塚関係ない(笑)
そんな、乗り鉄的には大変楽しかった旅でした。

植村ちゃん、おさそいありがとう!


http://keiken.uub.jp/km.cgi?MAP=00000000000000004000000400030000000000034000000&NAM=%82%B3%82%C6%82%E8&CAT=%97%B7%8Ds%83%7D%83b%83v

*1:鏡餅っぽい

*2:でも、実際出歩くの良くないらしい。元旦にやっていることをその1年繰り返してしまうんだそうな。事故にでもあったらずーっと事故るし、飲んだくれていたらずーっと飲んだくれているんだそうな。はっ、ということは……?!(笑) 

*3:なんか名前がいつも色々変わっているような気がしなくもないが、今はこの名前らしい。通称「Mつん」。大学時代相方と同じクラスだった。そして、さとりとは隣のクラスで、過年次授業(後輩と一緒に去年の授業を受ける)を一緒にとったという少々思い出したくない仲。でも今はなかよしよ!!

*4:内輪ネタでスミマッセン。Reborn! がとある方面で好きな方ならわかっていただけるかと

*5:植村ちゃん談。なんか女優さんの名前が書いてある募金箱みたいなの持って立ってた。あれって活動資金なんだろうか。

*6:もちろんだが、さとりはそんなの持ってきていない。なんたるやる気の違い……!

*7:舞台装置を変えるために、休憩が長いんだそうな

*8:というか生じゃない音入ってたよね??

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004_佐賀県/そこに何かが、待っているからんらんららん♪(1泊) 2

起きたか! お前みたいな小娘は早く出て行きやがれ!!*1

ということで。
昨日は一日小康状態だったにも関わらず、朝起きたら再びバケツをひっくり返したような大雨。
6:40頃のブリーフィングでは、やっぱりというかなんというか午前の競技は中止。
9:00からの「バルーンファンタジア」(どらえもんとかトムジェリとか、キャラクターもののバルーンを飛ばすイベント)は調整中とあったものの、たぶんこの雨じゃ無理だろうなと思い(大体昨日小康状態でも夜まで中止になったくらいだし)、朝はあきらめて別の場所へ行くことにしました。

しかし。
雨天のスケジュールを考えておらず。
温泉行くか、シチメンソウの自生地に行くか、それとも橋マニアは橋を見に行くか。。。
最後までシチメンソウと橋とで迷いながら佐賀駅まで行き、シチメンソウはどうやら車でなければ行けないと判明し、橋にしました。

筑後川昇開橋 へ、向かいます。
バスセンターから、「早津江」行きバスに乗り、昇開橋前バス停で降りてすぐ、ということが決め手となりました。
が。

バスも1時間に1本かよ!!!

もうね、びっくりだよね。
電車も1時間に1本なら、バスもかよ。
ブルータス、お前もか?! みたいな???(違)
郊外方面はだいたいそうみたいで、隣の時刻表も1時間に1本。もう笑うしかない。

しかも、そんな便数の少なさなのに、乗客はさとりと、老夫婦の3人だけ。
しかも、3人とも目的地が一緒(爆)。

貸し切りかよ!!

ノンストップで、昇開橋までやってきました。
さすがはS、A、G、A、佐賀!!(笑)
はなわも歌うぜ?!(笑)


筑後川昇開橋。大型船を通すために真ん中が上がります。

ここは昔、鉄道橋だったそうですが。廃線のために撤去されそうになったのを、歩道橋として復活させたらしいです。


なので、普通に歩いて渡れます。

川でかいです。広島も川の街ですが、こんなにでかくないです。歩いて渡るにはちょいと散歩気分です。
鳥栖では大雨だったのに、橋を渡るころにはすっかり小康状態。
るんたるんたと歩き始め、真ん中まで。
ふと、前の人が走りだしたので、何かなと思っていたら。


なんと、目の前で可動桁が上がり始めました。

係員のおじさんが、
「意外と静かでしょ??」
と話しかけてきました。言われて初めて、まったく音がしないことに気付きました。
「僕の仕事が上出来だからね?」
と、冗談だか何だかわからないことを言うおじさん。
「ま、面の皮の厚さも上出来だけどね?」
なははは。さいですか。
「向こうまで行ったら、物産館があるから。のり買っていってね?」
と、物産館をアピールするおじさん。そういや、有明海はのりが有名だよね。

渡りきると、温泉施設と物産館がありました。
佐賀駅で荷物預けなかったら温泉入ったのに……!
あと、駐車場に小さな物産館が。
なぜか入口ではのり用の網も売ってました。需要あるのか……?

そういえば、ここ、福岡県なんですよ!!
橋を渡ったら福岡。びっくりだわー!!!

おじさんに言われるがまま、中でのりを買い(なんかカモネギみたいだけど気にしない!)、また橋を歩いて帰っていると、
「ありがとうございますー」
と満面の笑みのおじさん。

おじさんはここの橋でずっと働いているんだそうな。
橋には昔、常駐の管理室があって、24時間体制で監視していたんだそうです。
H型の上の部分には監視できる作業場みたいなところがあり、管理室の下の部分はトイレになっていて、おじさん曰く「天然の水洗」だったそうです。
ま、今は垂れ流すと問題だからないそうですが(笑)

上下する可動桁にはおじさんが常時いて、一応可動時刻表はあるのですが、割とフレキシブルに上下してくれるみたいです。
今は通る船もないそうで、可能みたいですが、ちょっと寂しいですね。。。

さてさて。
1時間に1本のバスで佐賀駅まで戻る頃には、晴れ間も見えてきました。
こりゃ、サプライズで誰か気球を上げてくれるかもしれない、と、もう一度会場へ行ってみることにしました。

すると。。。


ふくらみはじめたバルーンを1機発見!!


がんばれ!


もう少し!!


やりました!!!

という感じで、30分くらいかぶりつきで写真を連写しまくりました。
が。意外と風が強いみたいで、ふくらんだかと思うと、風にあおられて、うまく熱した空気が中に入らないようでした。
浮かんだのは5分もたってなかったと思われ。
ふくらんだかと思うと、風にあおられ横になり、やり直し。。。
なかなか大変そうでした。

公式HPで見た幻想的な夜間係留や、一斉に飛んでいく気球は見れなかったけど、一機でも間近で見られてラッキーでした!!


会場でパンフとクリアファイルを買いました。
こんな幻想的なバルーンを見たかったのに!!


佐賀名物(B級グルメ?)という「シシリアンライス」をお昼ご飯でいただきました。

このシシリアンライス佐賀市内のいろんなお店で、独自のレシピで食べられるんだそうで。
会場のシシリアンライスは、サラダ丼、という感じでした。レタスと、煮汁ご飯ウマー!!
欲を言えばもうちょっとレタス欲しかった。。。

おなかいっぱいになったところで、友人との待ち合わせのため、佐賀を後にしたのでした。

あ。そうそう。
ちゃんと九州新幹線にも乗りましたよ!!
新鳥栖→博多の一駅だけだけど。


つばめに乗りました。

新鳥栖の在来線乗り換えは、一度改札を出て、駅構内に出てから、また改札を入り新幹線に乗るという変わった作りになってました。
自動改札はEX-IC対応になってなくて、ああこりゃ予約できないわけだなぁと思いました。
駅はとてもきれいでした。なにかのデザイン賞をとっているらしいです。
モダンで、かっこよくて、ハイテク。
新幹線もかっこいいし、トンネル対策ばっちりだし(EMでトンネル対策してあるんだよ??! びっくりだわー!!)、さすがは九州新幹線です!

こうして、目的は半分ちょっとだけ果たして、帰りましたとさ。
来年。。。リベンジしようかな。。。ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン。。。
新幹線の乗り継ぎいかんでは日帰りでいけなくもなさそうだしな。。。


http://keiken.uub.jp/km.cgi?MAP=00000000000000004000000400000000000000034000000&NAM=%82%B3%82%C6%82%E8&CAT=%97%B7%8Ds%83%7D%83b%83v

*1:ドラクエ4の主人公のおじいちゃん・談。ところで、ドラクエ4には気球が出てきますが、あれはガスの壺の特別仕様だから大目に見た方がいいのだろうか。

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004_佐賀県/そこに何かが、待っているからんらんららん♪(1泊) 1

どうも。さとりです。
最近「日常」というアニメにはまってます。といってもこないだ終わりましたけど。
その「日常」の2期エンディングテーマは、合唱曲になってるんですけど。ED曲を集めた「日常の合唱曲」の中に、「気球に乗ってどこまでも」が入ってまして。久々に聞いたわけです。*1
で。いろいろ仕事でやさぐれることが続いてまして。あと久々に原稿執筆して無事に完成できたご褒美も兼ねまして。
「そうだ、九州新幹線に乗りにいこう?!」
と。思い立ったわけです。
あれ? で、日常はどこで関係するかですって??
まあまああわてなさんな。
で、ですね。九州新幹線でたったひとつ、佐賀県に止まる駅があると発見しまして。ならば近いし、九州新幹線にも乗れそうだし、で、佐賀いいんじゃない? と。そして、佐賀県の観光HPを眺めていたら、あの、インターナショナルバルーンフェスタが偶然週末に開催されることを知りまして。
バルーン?! おや、「気球に乗ってどこまでも」?!
というわけで、本当は埼玉県に行きたいと思っていたのに、急遽佐賀県に行き先を変更した、というわけなのです。
長くてすみません。
10月末目標で原稿執筆をしていたので、無論準備などしているわけもなく。本気でいきあたりばったりなので、今回の記事は旅行ガイドとしては役に立ちません。すみません。

今回の目標は、
九州新幹線に乗る」
「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューンを見る」
の2つに大決定しました。

一週間、バルーンフェスタに関するHPをまわりまくって、
「どうやら、夕方の競技は他から会場にやってくるレースらしい」
ということを知りまして*2
それならば1日目の夕方に会場入りし、会場にやってくる気球の群れを眺めた後、ラ・モンゴルフィエ・ノクチューンになだれ込めば完璧! 次の日の午後の気球教室に参加して、ゆっくり帰ればいいかな、ついでに001の福岡県の時におじゃました友人とご飯でも食べれたら。。。と、完全にバルーンフェスタメインの行程をくみました。

まさか、あんなことになるとは露とも知らずに。。。

と、いうわけで。
私の大嫌いなやわらか銀行が野球で盛り上がっている福岡に向けて、新幹線に乗り込みました。
目指すは、唐津です。
そう、唐津に「唐津くんち」のお魚を見に行こうと思ったら、新鳥栖経由では遠回りになることが判明し、新幹線は博多までなのです。ガガーン! 九州新幹線の野望ついえる!!
しかも、天気はバケツをひっくりかえしたような大雨。
当然ですが、雨だと気球は飛びません。風船を伝って落ちてくる雨水が全部かごに入り大洪水になるんだそうです。そりゃそうか。
と、いうわけで、晴れるよう祈りながら、博多駅から地下鉄線経由でJR唐津駅を目指します。
そうそう。今回はJR移動がメインなので、九州ICカードはSUGOCAをゲットしました。しかも、限定カード!


ちょうどこの日が限定カードの発売日とあって、多少不本意ではありましたが、やわらか銀行優勝柄のSUGOCAを入手しました。2万枚限定のうちの1枚をゲットしましたよ。2000円也。

このうち1500円が運賃として使えるようになっていまして。うち1100円をさくっと使用しまして、唐津へ到着。
ここでさとりは小康状態の女パワーを遺憾なく発揮しまして(笑)、出発時はあんなに雨だったというのに、着いたら曇空だけど雨は降っていないというすてきな状況。さっそく唐津くんちの曳山を見に、曳山展示場へ向かいました。


ここは、唐津くんちで使用する曳山(山車みたいなやつ)を、保管兼展示してある資料館です。

事前にHPで確認していたところ、祭り本番は、4日で終わるとのこと(走ってるところ、見たかったっす。。。)、入れるかなぁと思っていたのですが。
が。なんと、使用した曳山を戻す作業中とのことで、無料で入れました(普段は入館料300円かかる)。
昼前に行ったので、撤収作業も最後のひとつとかのタイミングで。ほとんど展示してあるような感じで、ほとんど普段と変わらない感じでみれつつも、撤収作業も見られて、大変お得でした。だって、撤収作業は1年でも今日だけだもんね。ある意味貴重な体験でした。


入っていく曳山のおしりを撮影したりね。そうそう、ここ、写真撮影自由なんで、激写しまくりました。


私的には鯱とか鯛とか、魚系が好き。ビデオだったけどぐらんぐらん揺れながら町中を走る姿はとてつもなく迫力があります。

あと、兜だけの曳山とかどうやって走らせるのか。機会があれば祭の最中に来て、見てみたいです。

そして、商店街経由で、駅まで戻りました。
が、さすがローカル線。唐津→佐賀は1時間に1本しか走っていませんでした。駅に着いた時、ちょうど乗ろうとしていた電車その1が出た直後くらいで。
仕方ないので、一時間時間をつぶすことに。
ご飯でも食べようかと思ったのですが、駅の食堂がラーメン屋さんしかなく、朝ご飯をたくさん張り切って食べたせいでおなかが空いてないからこってり系は食べられなく*3、「ふるさと館アルピノ」にて、ぶらぶらおみやげを物色しました。曳山のイラスト入り徳利があって、買おうか本気で悩んだんですが、今からの行程を考えるとそんな重いモノは持って歩けなかったのであきらめました。徳利だけなら買ったかもしれないけど、ちゃんと中身入ってるから重そうだったんだよ。。。
代わりに、六萬石というお菓子を購入しました。

しかし、一周してもかなり時間があまり。なにをしようかなと駅の逆側にふらふら歩いていったら、なにやら古そうで立派な建物が。
どうやらそこは図書館らしく。*4しかも、ちょうどその時、「風の作家 中島潔が描く まなざし」という絵画展をやっていて、ちょっと入ってみることにしました。
どうやらこの中島潔さん、佐賀にゆかりのある人物のようで。
躍動感がちょうど風が吹いたような感じで、「風の作家」なんだそう。
子供の絵が多かったんですけど、中には妙齢の女性の絵もあって、私はそっちの方が好きでした。女性の絵はだいたいが花に埋まっているので。
あと、その中の1枚で。インスピレーション!!! ぴぴぴーときまして。小話の中のワンシーンとその絵が見事に結びつきまして。
こいつはまた原稿が進みそうです。良いモノを見た。
普段絵画を見る機会ってあんまりないんですけど、たまにはこうして絵を見るというのもいいものですね。

さてさてさて。

今度こそ本当にローカル線に乗りまして。移動します!

JR唐津線にて「小城」駅を目指します。50分くらいですかね。
ちなみにSUGOCAは使えません。
その昔、長崎→佐賀→小倉へと続く「長崎街道」は「シュガーロード」とも呼ばれていて、スペインやポルトガル、中国から渡ってきた砂糖や南蛮菓子がここを通じて全国に広まったんだそうです。
そのひとつ、小城羊羹の老舗、「村岡総本舗羊羹資料館」へ向かいます。

が。
ここで問題が発覚。
何を見間違えたのか、駅から1分だと勘違いしていたさとり。
電車の中でもう一度道順を確認したところ、
小城駅より約2km」
と書いてあるじゃー、あーりませんか!!

おいおい徒歩だと30分かかるやんけ!!

まあいい。
運動不足だし、歩いていくか。
ということで、道はまっすぐなので、2km歩きました。


村岡総本舗。右の黄色い建物が羊羹資料館。

この資料館は、かつて砂糖蔵だったそうです。
入ると、誰もいない。
しかし、ネットに「誰もいないときは隣の店舗に声をかけてください」
とあったので、店員さんに声をかけると、抹茶と羊羹をいただきました。
これがね、スゲーおいしいの!
外側がシャリっとした口当たりで、中がやわらかい羊羹。
「切り羊羹」という、型に羊羹液を流して、固めて、切る、独特の製造方法なんだそうです。この製法で作った羊羹は生きていて、日がたつごとに外側がシャリシャリしていくんだそうです。
この生きているっていうのが、いいね、また。

資料館は無料で見学できます。
タダで見学したうえお茶と羊羹もいただいて、こりゃなんか買って帰らねば、というか切り羊羹おいしかったからちょっと買おうかと思ったんだけど、この切り羊羹が最高級で、ちょいと手が出なかった。
ごめんよ貧乏症で。*5
でも通販で買えるっぽいので、バブリーな時に1回買ってみようかな。。。
http://www.muraoka-sohonpo.co.jp

そして。
資料館を見学し終わり、30分歩いて帰ってもまだ30分くらいもてあましそうだったので、近くの須賀神社という名前の神社に行きました。
ここも事前にネットで見ていたのですが。実際見るとホントにヤバイ。
何がやばいって。。。


階段がすごいこと。

お賽銭は山のふもとでも受け付けますが(笑)
やっぱり、上がらなければご利益も少なかろうってことで、登りました。*6
ゼハ―ぜはーぜはーぜは―。
体力がないのがバレバーレ(笑)


でも、登ると、町が一望できます。

でも足が生まれたての小鹿みたいになってます! 動けなかった。
しばらく階段に腰掛けて、生まれたての小鹿を抑えました。

すると、ギリギリの時間に(笑)
生まれたての小鹿を無理やり競歩ペースで歩かせ(笑)駅へ戻りました。
駅前にタクシーいるから、無理せずに片道でも乗ればよかった。。。

さてさて。
一人だけ汗だくだくになりながら、やってきた電車に乗り、バルーンさが駅へ向かいます。
が!!!!
なんと、14:30頃のブリーフィング(バルーン競技の事前打ち合わせ的なミーティング)で、夜まで全て中止になってしまったの だ ・・・ orz

なんてこと。
せっかく新幹線とローカル線を乗り継いでここまできたというのに。。。
つか公式HPチェックしとけばよかった。。。   o...rz

でも、せっかくなので、物販スペースだけでもまわることにしました。
ローカルグルメのテントもあるので、晩御飯をここですまそうと思いまして。


ここは今回のバルーンフェスタのためだけの駅です。

生まれて初めての臨時駅!
というか、ここ、普段はどうなっているんだろうか。

というわけで。
屋台も出てるし、たこ焼きにしようかなと思ったけど。
ここにきてまだ朝ご飯ががっつり尾を引いている。。。ので。
おとなしく米にしました。私、おこわが大好物なのでこれなら食べられるかな、と。


パッケージがいかにも佐賀っぽい。


食べかけでスミマッセーン!

で、おなかいっぱいになったら、もう眠くって。
今回鳥栖に泊まったのですが、外に出ることなく22時には寝ました。。。


六萬石(左)と小城羊羹(右)。おみやで買いました。

☆★ つづく ★☆

*1:ま、ほかにもいろいろ入ってて、私のお気に入りは「怪獣のバラード」と「野生の馬」なんですけど/こないだカラオケでも歌った/え? きいてない??

*2:実は後から見たパンフ情報によると、どうも天候や風向きによって競技内容が変わるらしい

*3:というか、唐津駅についた瞬間にここのラーメン屋さんのにおいがした。唐津はラーメンが有名なのかと一瞬思った

*4:唐津市近代図書館。中もすごく立派だった

*5:普通の流し羊羹は買いました。ミニマムセット

*6:見たHPに「割と楽に登ることができました」とあったので、時間つぶしにでもなるかなと思ったら、とんでもない!! 運動不足にはしんどすぎました。

佐賀県の旅のしおり

前日寝る前に、しおりをつくりつくりっ。


今回もまた時間がない(涙)
でもちゃんとしおりは作りました。
もう既に意地の世界(笑)
今回は厚紙を1枚用意しまして。それをみぎとひだりをそれぞれ折り、観音開きができるようにします。
右と左にそれぞれコピー用紙を貼り、それぞれに行程を書きます。
書き書き。
しかも書きながら行程決めてるという。
どんだけ時間ない……というか行き当たりばったりで行き先を決めてるんだ、っていう(笑)

で。
当日、使う日の方を表にして、カードっぽく予定を見る、っていうかんじに使います。
行程の裏側(外側)は何も貼ってません。
外で使いやすいように、雨でぬれないように、外側はシンプル。
(あんまり派手派手していると、外で恥ずかしいんスよ)
これをフィルムでできた袋に入れて使います。

前回のノート(モレスキン)もいいけど、意外とこれくらいでちょうどいいのかもしれない。
ついったしてるから、メモもあんまりとらないしね。

で、内側は、というと。

こんな感じで、コラっぽくしてあります。
といっても、センスのかけらもないので、ただの切り貼り(笑)

今回の行き先は、HPとJAFの小冊子を参考にしました。
バルーンフェスタはHPで知ったのだけど、1日目の行程はJAFの小冊子を見て、いいなぁ行きたいなぁって思ったところをピックアップしました。
なので、この切り貼りしてる写真はJAFの冊子の写真です。
こういう時、雑誌(タダでもらえる)はいいね。
でも、JAFなので、車で行くことを前提にしているので、何駅が最寄りとかは全然乗ってない。ので、HPで調べました。

本当は、空きスペースに現地で気付いたことや思ったことをメモをしようと思っていたのだけど。。。。
見事に、疲れて寝てました!(笑)

003_石川県/最果ての地でサイハテを歌う旅(2泊) 3

さて。
本日の日記を本日すなる。
ってことで、3からですがお許しください。1日ずつ増えていきます。

本日は大雨でした。
持っていった折り畳み傘なんかとてつもなく役に立たないくらい。
台風15号が近付いているせいかどうかはしらないが(今まだ沖縄らへんにいるはず)、とにかく風が強い。


そんな中、ホテルのおっちゃんに教わった通り、輪島朝市へでかけました。
どうやら道が大幅に変わっているらしく、ナビの道とおっちゃんに教わった道とが全然違う。*1おっちゃんの話を素直に聞いておいてよかった。おっちゃん、ありがとう!!
海沿いの駐車場に車を止めて、さっそく朝市へ。*2

輪島朝市は日本三大朝市*3のひとつで、地元のおばあちゃんたちが野菜やら魚やらを露店で売ってます。
あと、漆器とかアクセサリーとかなんかもあったりして。
見るだけでも楽しいですが、歩いているとあっちこっちから声をかけられました(まあ当然っちゃ当然だけど)。
最初に声をかけられたのは、カニを売っているおばあちゃん。
「値段だけでも聞いてって」
っていうから、果たしてカニがいくらなのか聞きたかったけど、値段をなかなか教えてくれない。
カニの上に干物をいくつもいくつものっけだして、これ、もう買うの決定? みたいな話の流れ。
ようやく値段を口にしたら、4ハイで10000円(ぎゃー!!)*4
買えるわけがない。
すたこらさっさと逃げ出した。


そのうち、風がすごいことになり、さしているかさなんか関係なくなる。
きていたワンピースがマリリンモンローの如くめくれあがる。
(下パンツはいててよかった)
傘をさしていても横殴りでずぶ濡れになるので、はっきり言って、店なんか見ていられない。
折りたたみなので、マンガみたいなことに。。。
観念してお土産センターへ逃げるさとり。

屋内はいい。雨降らない。ここをぐるぐる一周し、輪島塗のぐい飲みを購入。
家に日本酒があるので、それを飲むときに使おうと思って。

ここでの使命は、さとり祖父母に海産物を送ることである。
(ガイドブックで、宅配できると読んだため)
お土産センターでもいいけど、せっかくならおばあちゃんから買いたい。
ってことで、再び雨の中朝市へ。

ふらふら歩いていると、干物のお店を発見。
テントの下にちゃんと宅配できるとのカンバンを発見。
食欲があまりない祖父母に山のように干物を送ってもなーとか思いながらも、現地のおいしいやつを食べてほしいしなーとも思いつつ、のどぐろと小鯛をチョイス。
たまたま買ったテントが黒ネコさんの前だったので、おばちゃんは魚を包んだ後、
「早速出してくるから!」
と、黒ネコさんのお店へ駆け込んで行きました。

そして、ほうほうの体で車まで戻ってくると、駐車場の前の港の上空を、風でふらふらしながらもばるばるとヘリコプターが飛んでいる。
「何やってんの?」
さとりは?マークを浮かべながらも、まあいいかと車を駐車場から出す。
駐車場の集金のおっさんもずぶ濡れで、
「風が強くて大変ですね」
と声をかけると、
「この先の海で船が遭難したらしい。警察来てるよ」
とのこと。
ひえー!! あれ、捜索用だか救助用だかのヘリだったんだ!!
海岸沿いを走ると、パトカーも来てるし。自然の脅威を思わぬところで感じてしまったさとりなのでした。


予定より少し早いですが、もう今日は帰るだけなので、のんびり帰途につくことに。
道の駅でおみやげを少々購入し、時間に余裕があれば金沢駅リベンジすることにしました。

ちゃんとおっちゃんにもらったカードを使って帰りましたよ。
(ありがとうございました!)


台風効果で、大雨!!
能登有料道路の中腹(?)は、海沿いの道を走るのですが(なぎさドライブウェイ付近ね)、海なんか見えやしないよ。。。
うん、防音壁でね(爆)

冗談はともかくとして、能登有料道路の終点から再び金沢駅に寄っても余裕そうだったので、金沢駅あげいん!! リベンジに向かいました。
金沢に行ったら回転ずしでもいいから寿司を食えとどこのホームページでも見たのに、金沢的なものをまだ何も食べていない! 朝食の干物くらいだ!!
と、いうわけで。

駅の中をぐるぐるまわりました。

そして、チョイスしたのは。。。

寿司じゃなかったけど、こちら!!


金澤料理駅の蔵さんの、大海鮮丼!!(1500円)

やっぱり、決め手となったのは、市場直送という言葉でしょうか(笑)
お値段も奮発してみました!

お味噌汁が、白みそだった!*5
白みそってぬたのイメージがあって、あんまり好きじゃないんだけど、あれ? おいしい??
年をとって、味覚が変わりつつあるようだ。

大海鮮丼って「大」がつくだけに、男子高校生サイズだったらどうしようと思ったけど。。。
サイズはお手軽なミニマムサイズで。
まあ、店の雰囲気もお上品な感じだし、女性向け、なのかも。。。

おさしみも新鮮だし海のものてんこ盛りで、おつけものもおいしいし、来てよかった〜☆

その後、自分土産にお菓子を買いました。
買ったのは、

金沢うら田さんの「愛香菓」*6
あめの俵屋さんの「飴ん子」*7
近江町 舟楽さんの「のどぐろ棒鮨」*8

でした!
おいしいものいっぱいでホクホク♪
いやしかし、マジで金沢百番街便利だな。


その後、北陸道を南下し、米原にて俺のアルトとお別れし、帰途についたのでした。
本日の走行距離は316km。
総走行距離は749kmでした! おつかれさま、アルトくん!


米原駅と山さん。

新大阪からは、九州新幹線に乗りました。


九州新幹線! さくらです。かわいい名前!

九州に行かないのに九州新幹線(笑)
しかし全席ふかふかな大きなシートで、こりゃうっかりしたら鹿児島中央まで行っちゃいそう……
(着いたら23時17分ですよ!/笑)

ちゃんと広島で降りましたよ。


帰って、のどぐろの棒鮨を食べました。
味覚音痴なのか。。。鯖の押しずしと変わらなかったような……???
こりゃ、もう一度現地でリベンジだな!! 次は富山か新潟辺りで!!!


☆★ おしまい ★☆


http://keiken.uub.jp/km.cgi?MAP=00000000000000004000000400000000000000030000000&NAM=%82%B3%82%C6%82%E8&CAT=%97%B7%8Ds%83%7D%83b%83v

*1:地震から復興したと道の駅に書いてあった。がんばった日本!!

*2:まさかこの後、あんなことになるとは露ほど思いもしなかった。

*3:千葉県「勝浦」、石川県「輪島」、岐阜県「飛騨 高山」が三大朝市、らしいです。

*4:1ハイ2500円であることを考えると安いんだけど、おばあちゃんがまとめ買い以外を許してくれそうにない。

*5:あとからついった見たら、白だしって書いてあった。おいおい白だしの味噌汁ってどんなのだよ!(笑)

*6:アーモンドとレモン、シナモンでできた洋風和菓子。なんだか不思議な味がした。

*7:金沢で一番古いあめ屋さん。あめの詰め合わせ買ったよ! かまんとなめまっし!!

*8:白身魚のトロ、のどぐろの押しずし。