006-2_大阪府/プロジェクトX的海の旅
よく考えると、人生で食事をする回数というのは、限られているわけで。
好きなもの、美味しいものを食べたいと思うのは、これ人の心です。
どうも。さとりかなです。
今回は私の好きな「海」をテーマに、好きなものを食べる旅in大阪です。
経県値マップとしては2回目の大阪の旅です。
(前回は楽しかったけれどもとても残念な結果になりましたしね)
今回の同行者は、私の創作活動の相方こと、真桜ちでございます。
私は親しみをこめて「まるる」と呼んでおります。*1
さてさて。
今回はまず、JR大阪駅から阪急電車に乗り換えて、池田駅を目指します。
梅田駅から池田駅は、だいたい20分くらいです。
さらに歩いて5分程度。
今回の目的の一つ、「インスタントラーメン発明記念館」へ向かいます。
さっそく社長(安藤百福)現る!!
私、さとりはこの社長が大好きなのです。
三重県のミキモト真珠島の時も書きましたが、プロジェクトX的サクセスストーリーが大好きでして。
1958年(昭和33年)8月25日、
安藤百福は、池田の自宅裏庭に建てた小さな小屋で、
ありふれた道具を使って研究を重ね、
チキンラーメンを生み出しました。インスタントラーメン発明記念館パンフレットより抜粋
この安藤百福社長が、アメリカに行ってカップヌードルを考えつくエピソードが大好きでして。
是非ともここに来たかったのです。
この博物館に入るとすぐに、古い、田舎にある倉庫のような家屋が現れます。
これが、社長がチキンラーメンを作るために使った研究室なのです。
実際に中に入って、いろいろさわることもできます。
外にはニワトリ小屋まであって、
真桜「これって、雄鳥?」
さとり「えっ? 雄鳥だと卵産めないじゃん?」
真桜「(中のニワトリの模型を見つつ)でも、りっぱなとさかついとるよ?」
さとり「あー、ホントだ。卵用に飼ってたんじゃないんかね??」
真桜「まさか。あ、雌もいる」
と、細かいツッコミをする相方まるる。
その後、チキンラーメンと、カップヌードルができるまでの歴史をパネル展示を読み、勉強します。
ただ読むだけじゃなく、さわる展示と組み合わせてあって、とってもおもしろいです。
つか、社長がひらめいたときの機内食のパッケージの本物が展示されているのにはマジでビビった。
そして。
第2の目的であった、マイカップヌードルファクトリーへ進みます。
このとき土曜日だったので、結構な人数が待っていまして。私たちは2階の臨時会場へ通されました。
1個300円で、自分のオリジナルカップヌードルが作れる、という体験です。*2
でも、いざやろうとなると、結構テンションがあがってうきうきしながら作り始めました。
最初に真っ白なカップを購入し、手を消毒して、カップデザインをします。
真剣にマイカップをつくるまるる。
絶対にやろうと決めていたのに、いざ席に座ってみると、何を書こうか超絶悩みました。
結局、無難にチキンラーメンのひよこちゃんを描くことにしました。
相方は明日のイベントの名前を書きましたが。
綴りを間違えて、3回修正しました。
私も明日のイベント合わせで、海の男なひよこちゃんにしました。
あーでもない、こーでもないとやりながらカップを作りました。
というわけで、お披露目です。
で、裏の部分。真桜専用と、相方が書いたので、私もさとり専用と書きました(笑)
そして、中身をつくる工程へ。
まずは、めんをセットします。
めんは、上からカップをかぶせるようにして、中へ入れます。
これは、めんを上から入れると、ぶつかったりして割れたり、うまくはいらなかったりするので、大量生産をする場合はこの方が合理的なのです。
これは社長が夜寝ている間に思いついた(かどうか、本当かどうかは知りませんが、ミニシアターでやってました)らしく、「逆転の発想」と言っていました。
そして、好きなスープと、具を選びます。
スープは4種類、具は10種類から選べます。ちなみに、具は4つ選ぶことができます。
相方はカレー味+チーズ、卵、ポテト、ひよこちゃんなると。
お姉さんが詰めてくれるのですが、「黄色っ!」とつっこまれていました。
まるるは「好きなんですよ〜」とごまかしていましたが(笑)
まるるは、肉とエビがきらいなので、好きなものばかり詰めるとこうなっちゃうのです。
私のは「海パッケージなのでシーフード?」ってことで、本当にシーフードになりました。
シーフード味+ネギ、キムチ、卵、ひよこちゃんなると。
私もすきなものばかり選択したのですが、果たしてシーフードにキムチがあうのかどうかは微妙です。
お姉さんから、「彩りはいいですね〜」といわれましたけど。
そして、ふたをして、シュリンク包装をして、さらにエアパッケージに入れてくれます。
これが、ちょっとはずかしいのだけれど。
テンションがあがっているこのときの二人は関係ありません。
きゃっほーいと嬉げに首からかけていました。
そして、試食コーナーで、ラーメンを食べようと思ったら。
さすが土曜の昼下がり。満席でした。
結局、ラーメンは売店でおみやセットを買うことにしました。
私は北海道・東北限定どん兵衛を4つ+北海道限定UFO+JALのオリジナルカップめん4つで計1500円お買い上げ。
相方はふた付きマグカップ(チキンラーメン柄)を買いました。
こちらは1000円なーりー。
池田駅前のカフェで軽くおなかを満たして、今度は大阪港方面へ向かいます。
その前に。
大きなパッケージのどん兵衛たちをホテルへ置かせてもらうべく、阿波座駅付近のホテルへチェックインをしました。
さらに、甘味女王まるるのために、事前にチェックしていたケーキ屋さんへケーキを買いに行くことになりました。
靱公園近くのおされケーキ屋「パティスリー ヌヌー」さんへ。
店舗の外観が黒いので、一瞬通り過ぎそうになりましたが。無事発見し、入店。
中はすごくこじんまりとした感じでした。ショーケースも小さな感じ。
入って左手にショーケースがあり。右手は焼き菓子コーナーです。
そういえば、私マカロンがほしかったんですけど。
マカロンはなかったな。
私はココナッツのシブーストとショートケーキを買いました。
相方もココナッツのシブースト、それからモンブランを買いました。
これは夜、食べると言うことで、またホテルに戻ってケーキを置いて、今度は阿波座駅から大阪港駅へ地下鉄で移動します。
まるるは水族館や動物園が大好きなので、今回は海遊館へ行きました。
本当はもっと早い時間(2時くらい)に行くつもりだったのですが。
ホテルでまったりしたり、ケーキを買いに行ったりして、海遊館に着いたのは5時頃だったのですが。
これが大当たりでした。
アフター5チケットというのが売っていまして。
大人2人で3400円、ひとりあたま1700円の、ちょっと安いチケットで入ることができました。*3
夜の海遊館は照明をあえて落としてありまして。
昼間とは違った、どきどきわくわく感が楽しめます。
夜のチンアナゴ。あまり夜かどうかはわからない。
夜のいらぶちゃー……ではなく、ナポレオンフィッシュ。
沖縄に行っていらぶちゃーを食べたい私はこのいらぶちゃー似のナポレオンフィッシュがとても気に入ってしまいました。
ずっといらぶちゃーいらぶちゃー言っていました。
まるるは魚の写真をとりまくっていました。
SDカードをいれていなかったので、すぐにデータがいっぱいになってしまって、PCにメールで送りながら撮っていました。
なので、休み休みいけたので、楽に歩けました。
その後は、大阪のお好み焼きを食べに、天保山マーケットプレイスへ移動。
こちらの中にある、鶴橋風月さんへ入りました。
テーブルに鉄板がおいてあって、店員さんがお好み焼きを焼いてくださいます。
相方はじゃがモチチーズ入り+卵めんの入ったお好み焼き。
私は風月焼きという、オーソドックスに豚とかえびとか入ったのにしました。
おなかがすいたので待ちきれずにキムチを頼んでつつきながら、お兄さんが焼いてくれるのを林家ぺー&パー子並に激写しながら楽しみました。
というわけで、いただきます。
ソースは広島のオタフクソースほどどろどろしていないです。
しかも、はけでぬった分しかかかっていないので、もりもり追加かけして、食べました。
まあ、胃袋に入ってしまえば広島も大阪もないのですが。
大阪のはめんデフォルトではないので、ちょっとものたりないかも。
逆にまるるのは、太麺が入っている上にさらにチーズ&いもが入っていてボリューミー。
ものたりない私は相方のを4分の1くらいもらったんですけど。
私、広島のでもチーズは入れないんで、ちょっと不思議な味がしました。
しかもめんが太い&こってりが、かなり胃にずしりときます。
こちらはどちらかというと男性向けかも。
お好み焼きを食べ終わって、ホテルに帰ってから、お風呂の後に、相方がケーキを食べるというので、私も2つのうち、1つだけ食べました。
食べログさんの地図を参考にした際に、口コミの感想を読んでいて、
「私的にはムースが軽いと思いました」
と感想が書いてありましたが。
とんでもないです。
もってり濃厚です。
むうぅぅすぅぅぅぅって感じです!(笑)
キャラメルが上からかかったココナッツのムース、中にマンゴーのムースが隠れています。
土台はクッキーベース。
すごく濃厚です。
中のマンゴーがおいしかったです。
あれはのってりの中の一陣の風だわっ。
まるるのは、「西郷村和栗のモンブラン」ですが、この西郷村というのはどこの西郷村なのだろうか……???
そんなこんなで、大阪の夜は更けていったのでした。
さて。2日目。
オムライス大好き相方まるると、オムライス発祥の店という、大阪「北極星」さんへ行きました。
たかぎなおこさんの「愛しのローカルごはん旅」にて、三重なまりなお母さんと二人で、大阪を旅した時に入っていた、あの日本家屋なお店です。
海遊館帰りに寄った天保山マーケットプレイスにて「なにわ食いしんぼ横丁」というイベント的なレストラン街があるのですが。*4
そちらに北極星さんがあったのを見かけて、ローカルごはん旅を思い出して、相方に話したところ。
イベント帰りに、オムライスを食べたいとなり。心斎橋本店へ向かいました。
心斎橋のにぎやかなお店がたくさん並んでいる中に、いきなり日本家屋が現れます。
1925年に、こちらの北極星さんがオムライスを考案されたのだそうです。
「愛しのローカルごはん旅」によると、胃の弱い常連客のお客さんのために卵でくるんだチキンライスを出したのが、オムライスの始まりなんだとか。
コミックエッセイのイラスト通り、中庭のあるお座敷に正座をしていただきます。
相方は京風オムライス(京しば漬けと鮭入り)、私はきのこオムライスセット(エビフライ3本と味噌汁がついてくるセット)をオーダー。
卵はふわふわ。ごはんと良くあいます。
ソースが、(・∀・)イイ! ぜんぜん主張をしません。
すっぱくもなく辛くもなくごはんと卵をうまく引き立ててくれます。
胃の弱いお客さん用、っていうのがわかります。
優しいお味です。
京風は不思議な味でした。
ケチャップ系ではなく、和風のおだし風かな?
さとり家のオムライスはチキンライスではなく和風ごはんなので、懐かしい味でした。
あと、なぜか添えられているガリがうまい。
ケーキ好きな相方はさらにシフォンケーキを注文。
ケーキ腹じゃないけど、甘いものがほしかったので、私はトマトアイスキャンディーを注文。
本当はバニラアイスクリームが良かったんだけど売り切れてた……ショボーン。
トマトとレモンのさっぱりしたアイスキャンデーでしたよ。
おいしかったです。
相方がとにかく卵のやわらかさを絶賛していて。
また来たいと言っていました。
今回の旅はとにかく「海」でしたね。
北極星さんに向かう途中に、リバークルーズの船を見かけたので、次回は「川」に挑戦したいところです。
第3回も乞うご期待☆
http://keiken.uub.jp/km.cgi?MAP=00000000004000004000000403430000000000034000000&NAM=%82%B3%82%C6%82%E8&CAT=%97%B7%8Ds%83%7D%83b%83v